代表挨拶

ご挨拶

日本パペットセラピー学会理事長 原美智子
Chief director of JPTA Michiko Hara M.D.

皆様、パペットセラピーをご存知でしょうか。
パペットセラピーとは発話機能をもたせたパペット(腹話術人形)を介在させて人にかかわり、コミュニケーションをとることにより、心身への好ましい効果をもたらす活動を指します。

対象者の年齢に制限はなく、子どもからお年寄りまで幅広くかかわることができます。
心理療法における人形療法とは異なり、対話を主体とした活動です。

私たちは、このパペットを用いた療法を、医療、看護、心理臨床、保育、教育、福祉等の様々な領域において活用、研究し、また研究者間の学術的交流・提携を図ることを目的として、2007年(平成19年)6月に日本パペットセラピー学会(The Japanese Puppet Therapy Association:JPTA)を設立いたしました。

パペットがもっている機能を学問的に分析し、さらに使用法においてもさまざまな研究が行われて、活用して参りました。
これまで、発達障害児、不登校の子どもの心理ケアや、PTSDへの対応、知能遅滞児や自閉症児、また認知症の方のコミュニケーション能力促進、入院治療のストレス下にある子どもへの心理ケアなどによい効果が得られることが実証されてきました。
またパペットと自身との対話によるセルフカウンセリングにも使用しています。
色々な領域でのパペットセラピーの実践報告が学会機関誌「パペットセラピー」に報告されております。

また年1回開催される学術集会等では、理論的研究の発表と共にパペットセラピーの基本である人形操作の研修も行っており、パペットセラピスト養成のための教育活動も行っております。